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2-5 Edit

科学技術のもたらす危害を防止する事は技術者の社会的責任である。事故は依然としてなくならないが,安全に関する次の記述のうち,最も不適切なものを選べ。

  1. 原子力発電関係の事故やトラブルが生じた際に,隠蔽や虚偽報告が起きて大きな問題になった。これは原子力関係者が原子力設備は絶対に安全とは思っていないにもかかわらず,原子力設備の受け入れ促進のために,「絶対安全」と標榜してきたことも一因となっている。
  2. 安全の定義は,ISO/IECガイド51では「受け入れ不可能なリスクのないことfreedom from unacceptable risk」と記載されている。これは「安全」といっても,いくばくかの残留リスクが残っており,常に事故は起こりえることを表している。
  3. 自動回転ドア事故,自動車リコール事件など,事故が何の予兆もなく発生することはほとんどない。「ヒヤリハット活動」などの制度を活用していくことによって,危険の芽を事前に摘み取っていくことが重要である。
  4. 安全対策は「人間は過ちを犯す,機械はいつかは壊れる」ということを前提に立てられる。人間のミス,設備トラブル,製造条件のずれが生じた場合のリスクアセスメントを的確に実施することが重要で,対策は,まず,防護装置や使用上の注意や警告などをきちんと整備することから始められる。
  5. 「もう事故を起こしません」と謝罪がなされる光景がテレビで見られるが,会社側に求められていることは,いかにしてリスクを減らそうとしているかを一般の人に分かる形で説明することで,それが「説明責任」を果たすことになる。

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Tag: 安全



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Last-modified: 2010-02-22 Mon 23:19:15 JST (3098d)